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2010/03/28

reason why I’m here.

こないだのゆーきのコメントに対しての返答。

協力隊の試験の時とかいろんなところで聞かれて、自分でいろいろ考えてたけど、ここらで一回キチンと文章にして整理してみることにする。

直接的な理由と間接的な理由がある。

ます、直接的な理由から。

一言でいうとたまたまタイミングがあったから。

前の病院は臨時職員採用だったので最長で3年の契約だった。それも8月入職という中途半端な時期だった。

2008年の8月ころに、あと1年で退職で、次の就職探さなきゃだめだなーって何となく思ってた。そのころに、アイドル並みのかわいらしさをもつ友人PTのNが協力隊に受かったって言ってきた。

試験を受けてたのは知ってたけど、オレ自身はあんま興味なかったというか協力隊がどんなものか知らなかった。

彼女に聞くとちょうど秋募集がそろそろあるという。

08年9月くらいに書類出して、11月くらいに1次試験の発表、合格すれば1月に二次試験。うまく3次隊に合格すれば、09年の8月まで働いて1月半くらい休みで10月から研修ののち、10年1月出発というものすごいちょうどいい流れだと思った。

そうなると何事も良いように考えだした。

税金で海外生活させてくれるし、語学研修もしてもらえるし、国内積立金というお金までもらえるという。

そんな感じで取り敢えず応募書類出したら、まあ、うまいこと合格したってわけ。

知り合いの中には学生時代からの目標だったとか、SVの人では30年来の夢で定年退職してやっとこれたっていうような人もいる。

オレはそういうことはなく、次の就職というか生活の術として協力隊がちょうどいいタイミングでおれの前にやってきたって感じ。

 

次に間接的な理由。

子供のころから田舎にはめずらしくチョコチョコ外人が家に来る機会があった。

そういう人たちは、おかんが連れてきてた。

あと、おかんの知り合いのシスターがフィリピンに住んでて、その人も子供のころからたまに家に来たりしてフィリピンの話をしてくれたりしてた。

その人のところに物を送ったり、手紙をもらったりもした。

そういったことから、海外に対する壁がなくなっていた思う。

協力隊を受けたときに思い出したけど、高校2年になるときにコースの選択があった。

オレは国際コースに行きたいと思ってた。何となく将来は海外で働きたいと思っていたようだ。でも、その時の担任に、海外で働くには英語力は必要だけど、英語だけで働けるわけじゃない。語学は何かを伝えるツールだから、伝える技術とかそういうものが必要じゃないか。そんなことを言われた。

数学が得意だったので理系の方がいいんじゃないかって言われ、強いこだわりがあったわけでもなく、結局、理系に行った。

ずーっと忘れてたけど、そんなことを思い出し、多分、子供のころから海外志向はあったんだなあ、と思う。

あと、19と23の時にいったフィリピン。どっちもいい思い出で、自分の考えに大きなインパクトを与えている。

あまりにも何もかも違うけど、それで成り立っている社会。

そういうことがその時のオレには居心地がよかったし、興味がわいた。

こんなことがオレの素地にあったから、協力隊っていうものがいいタイミングで目の前に来たときに手を出したのだと思う。

 

そして、ゆーきのもう一個のコメント。やりたいことやる。って一番難しいこと言うなよ。やりたいことがあればとっくにやってるって。

油断するとすぐに引きこもろうとするので、それとの闘いの日々。で、連戦連敗。

頭ではいろいろやったら良いことってのは考えてるけど、いざ行動するときに、足を引っ張るやつがいる。

永遠のテーマ「めんどくさい」だ。

 

こないだ、もらった漫画のデータで、稲中描いた古谷実の「グリーンヒル」というのがあって、読んだ。

その最終話をこんなセリフで締めくくってた。

…主人公のダメ大学生が5年後のどう変わってるのかっていうような話の中で・・・

「人類最大にして最強の敵 ”めんどくさい” に打ち勝ち、立派な大人になりたいなぁ~。・・・がんばらなくきゃなぁ~…」

 

まさに同感だった、いい大人の年齢のオレ。

りゅ

 

これの英語版はしんどいなあ。

4 件のコメント:

  1. 是非、コレを英語で書いておくれ。中学生に読ませて、英語の教材に使うから~~まだまだ30年の人生。偶然やタイミングぐを語るには年が足りないけど、この年になると、偶然では片付けられない、必然としか言いようの無いターニングポイントがあるのよ。そんな時、神様のなさり様に感謝せずにはいられません。今日のNHKの大河ドラマでは、龍馬が脱藩しました・・)コレも歴史的には、時代に流れであり、必然なのでしょうが、渦中にあっては、そうは思えなかった行動でしょうね。田舎にしては外国人を良く連れてきたオカン、今は、キムタクと雅治の間で心が揺らいでいますの☆

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  2. PNG旅立ちの時に今回のブログ内容と同じ事を聞かされて感心したオイラ。
    俺も少なからずヨネのチャレンジ精神を見習ってみようって思った次第です。
    そういや、ウチにも外国人がホームステイで来た事あったなぁ。
    来月も米国人がウチの会社に見学に来ます。
    パワーポイントで資料作らないとなのだけれど英語苦手なので通訳に任せる事にしましたwww

    中国語なら夜の会話位は…(汗)

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  3.  なるほどねぇ・・・
    りゅうさんの得意技「引きこもり」「めんどくさいお化け」が出たんだね。
    もう少し慣れてきて、やりたいこと・やれることが決まると、竜さんは勝手に動き出すんだろうけどね。
    いい息抜きができると、いいね。
    東京は春がだんだん出てきて、バイク日和ですよ!!
    PNGだとキャンプ&バイクは出来ないだろうしね。

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  4. おかん
    さっき仕事から帰ってきて英訳してみた。辞書が手元になかったので、かなりいい加減だけど。

    keyさん
    チャレンジ精神というより「川の流れのように」です。

    ゆーき
    あとでブログに書くけど、今日はそこそこがんばってみたさ。
    もしかしたら再来週、月‐金で奥地に訪問リハしに行くかも。そこでの生活はキャンプみたいなもんだよ。ガス電気水道もちろん何もない。
    今日、話したけど、やっぱ子供の障害に対しては一生懸命だね、どこの国の親も。

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