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2010/06/04

children’s day

今日の患者さんは全員子どもだった。

患者じゃなくて患児だな。

入院患児は2人。二人とも1歳くらいで結核性脳膜炎という診断です。

一人は視覚聴覚が侵されているようで、知能的にも障害があると思う。

この子はオレがなにしてもほとんど反応がない。

ATNRがはっきりと出てるのを初めてみた。

二人目はもうちょっと反応があるけど、左マヒで左無視がある様子。

やっぱ反応が薄いので、四苦八苦してる。

二人とも寝返りを練習中。

外来で2人。

一人は肘の骨折後の屈曲可動域制限。

9歳男の子で、マンガかなんかで忍者を知ってたので、オレ、実は忍者だよ。て言っといた。

お父さんは忍者ってマンガの中の世界だけと思っていたらしく、オレが昔はホントにいたんだよって言ったら、驚いてた。

レントゲン見たら、肘頭が骨折していてそのまま固まってしまったみたい。

明日帰るっていうからお父さんに離解しながら屈曲アシストするってのを教えてみたけど、お父さんがすると痛いらしい。

動きやすい方を探りながら関節動かしてると、最初よりかは可動域広がったけど、一回だけじゃきびしいなと思う。

一応、毎日10回くらいやってちょうだいって言っといたけど、どうだろ。

最後は、カランのスタッフがCPの子どもを連れてきた。

2歳でハイハイができない。

発話がないけど、見えるものには興味を示すしおもちゃで誘導もできたので今まで見てきた小児の中では一番やりやすかった。

今まではほとんど反応しない子どもが多かったので、そういう子どもにはどうすりゃいいのかいつも困っている。

りゅ

1 件のコメント:

  1. 反応の無い子どもさんに対して・・・
    反応する力、out put と受ける力 in put には差がある。反応が無いから、効果がないと思い込むな。 先ずは心を込めて、全身全霊を込めて、君の事を大切に、大切に思って僕のできる限りの事をさせていただくからね~と抱きしめてあげる事。子どもさんが、安心し、何だかいい気持ちかも~と言う状態が出発点です。困ったなあ~レベルでは本当に何も出来ないかもしれない。マッサージだけでも良い。精魂こめて気合を入れてタッチしてあげてください。

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