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2010/07/22

Kokopo 4th

ココポ4日目。
この日はNシニアボランティアのご厚意により、ラバウル観光に連れて行ってもらった。
同期のやまちゃん、ひとす、H隊員とともに朝Nさん宅に伺った。
さすがSVの家。ソファ、テレビ(NHK見れる)などドミと同じような装備だ。
車に乗って、いざ、ラバウルへ。
IMGP3668
道中には日本軍が掘ったほら穴がいたるところにある。
最初は火山観測所へ。
山道を上って着いたとこはラバウルの街を見渡せる絶景ポイント。
IMGP3672

しばらく景色を楽しんだ後に、ラバウル市街へ。
今年になってから火山灰が降らなくなったとのことで以前よりずいぶんキレイになったとおっしゃってたが、いたるところに灰がたまってる。
次に向かったのは日本が建てた慰霊碑。
山の中腹にある立派なものだ。
IMG_5499 IMGP3742 ここまで来ると回りは火山灰だらけ。見渡す限りが砂場みたいな感じ。
そこからさらに車で走り、海岸へ。
IMGP3807
海岸と言っても、火山の影響でぐつぐつわきあがってる温泉だ。
硫黄の匂いがする。
日本人がいると思ったら、「世界不思議発見」の撮影だった。
9月の2週か3週目に放送するらしい。
もちろん俺らは写ってないどころか鬱陶しがられたくらいだけど。
ちょうどいい感じのところにいくと、まさに温泉そのもので、一緒に行ったオレ以外は服脱いで浸かってた。
IMG_5534白いお尻がまぶしい
温泉を堪能したあとは、戦闘機が埋まってるというとこに行った。
IMGP3843左のでかいのが爆撃機で右のオレが乗ってるのがゼロ戦らしい。
この辺りは、火山灰が10m以上も積もってるので他にも色んなものが埋まってるらしい。
映画のセットみたいな感じだった。
さらにさらに、この後はヤマモトバンカーとラバウルの戦争博物館に行った。
IMGP3882ヤマモトバンカーは戦時中に作戦を立ててたかなんかの場所で、今はほとんどが灰に埋まってしまってた。
窓も何もない半地下の建物だった。
真っ暗な小部屋があって、なかを懐中電灯で照らすと、壁や天井に地図があった。
生々しい感じがした。
IMGP3917ゼロ戦の羽根
ヤマモトバンカーのすぐ横にある戦争博物館。
ココポの物よりこじんまりしているが、博物館としてはキチンとしてる。
帰りにひとすの家により、その途中にもジャングルの絶景ポイントにも寄ってもらった。

晴れ過ぎず、雨もほとんどなく、ちょうど良い天気で観光しやすかった。
灰に埋まった街はそこに街があったとは思えないくらいの荒野で、時々そこにあった建物の屋根が地面にあったりする。
戦争の跡が生々しくあって、日本人として感慨深かった。
Nさんに完全に観光ドライバーみたいになってもらったおかげで、同期4人皆、大満足のラバウル観光だった。
Nさん、ありがとうございました。

りゅ

1 件のコメント:

  1. 素敵なショットを有難う。2つも~~サービス過剰?春花には見せたくないなあ。ラバウル小唄で有名なあの町が、こんなになっているとは・・・マニラでインフル(多分)にかかってうなっている竜馬を修道院に残して、ピナツボを見に行ったけれど、これほど火山の近くまでは行っていない。自然は凄い。人間の過去の忌まわしい痕跡をも埋めてしまう。これも歴史化のありようかも。しっかり心に刻んでおかないと・・・明日婆ちゃんに見せるわ。

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