6日目
この日は昨日の高校のとなりにあるSt.Mary病院に見学に行った。
とても奇麗な病院で、管理が行き届いてる感じがした。
PTのY隊員が活動しており、この時は今度行う予定のワークショップの資料づくりで忙しそうだった。
Y隊員のカウンターパートのPさん。
パプア人としては信じられないくらいにマジメな人だった。
Y隊員が前日からの資料づくりの疲れから、休憩にしようと行ったのに対して「これを一通りまとめてから休憩に入るよ。」って感じで、日本人感覚で働いてた。
彼のようなカウンターパートなら仕事が頑張れそうと、とうらやましく思った。
午後からは先天性内反足の子どもの手術の見学ができた。
Ponseti法という方法で、出生後できるだけ早い時期から石膏ギプスで矯正して行き、ある時点でアキレス腱の一部分を切断して背屈角度を出し、その後はギプスと装具で矯正していくという方法。
うまくいけば全く正常になってしまうそうだ。
出生直後からのギプス矯正により2か月ほどで今回のオペとなったそうだ。
この方法は評価からギプス矯正、オペのタイミングなどPTによる部分が多い。
オペ室に入り、医師によるアキレス腱切断術のあと、矯正位でギプス固定を行った。
この後、1週間でギプスを外し、装具による矯正になる予定。
装具で数年矯正して、終了。
Bukaではまだ、この方法はできない。
研修があれば参加したいし、医師にも協力してもらい、できるようにしたい。
りゅ
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