先週の火曜日に無事にカーテレット諸島から無事に帰ってきた。
8日に出発して14日に帰ってくる予定が、天気が悪く1日延期した。
カーテレット諸島はブカから北北東に直線で100kmチョイのとこに位置する環礁で、人が住んでるのは5つの島。
オレが今回行ったのはその中で最大のHAN島というとこ。
行きは相当きつかった。
最初は3時間くらいと言う話だった。
結局は5時間半。
波が荒くてそのうち5時間くらいはずーっとバイーンバインとボートが跳ねっぱなし。
いろんなリズムでひたすらケツを蹴られっぱなし+ロデオボーイも真っ青の振動地獄だった。
PNGに来ての移動では一番きつかった。
5時間くらいしてやっと見えた島。
で、島にやってきたのはいいけど、特に目的があってやってきたわけではない。
しかし、、話を聞くとヘルスセンターはあるらしい。
ということで、ヘルスセンターに行ってみた。
結局、滞在中に20人くらいの人をみた。
ドクターが来たということになっており、中には心臓が悪いとか、薬をくれとかそういうのもあったけど、主に整形疾患、つまり、腰痛、ひざ痛などがほとんど。
脳性マヒの子が3人、意外に脳卒中はいなかった。
違う島にはいるらしい、というか、オレがブカでみてた患者さんがいるらしい。
会いたかったけど無理だった。
左の人はヘルスセンターのスタッフ。右後ろがクリニック、左後ろが倉庫と分娩室など。
あと、病棟も建設中で、いつできるのか、何床なのか全く不明だけど、まあ、思ったより設備は充実してた。
ここでは砂が日本でいう畳のような存在らしい。
家の床の多くは砂そのもので、その上に直接寝てた。
昼寝もこんな感じ⇓
滞在中はこの上の部屋を使わせてもらってた。
食べ物は水、米と缶詰を持参し、毎日それ。
もちろん電気、ガス、水道なし。
トイレは海。
雨水を使った行水。
左のヤシの木が象徴的。
こういう感じで島が浸食されてきているのが問題だという。
行く前は、オレも同様に思っていた。
土地が浸食され住むとこがなくなり、海水が上がってきて畑は作れず食うものはない。
まあ、そういうこともないことはないんだろうけど、実際に行ってみての感想は少し異なる。
一番の問題は人口増加だと思う。
その為の食糧不足かな。
今回滞在したのは一番大きな島1個と、帰りにちょこっとよったもう1個だけで他の3つは行ってないし、8日だけなんで実際のとこはわからんけど。
なんにせよ、最初のイメージと実際の感想は違うのは事実。
フィールドワークは大切だなあ、と思ったけど、しんどいね。
で、離島ダイエット。
失敗!
米と缶詰は高カロリー。
島では座ってただけ。
あぁ、残念・・・
カーテレット諸島に行ってる間に日本で地震が起こった。
ラジオを聞いていた現地の人に教えてもらっていたけど、家に帰ってネットで情報をみて驚いた。
こんな大惨事が起こっているとは想像していなかった。
加えて、自分のいた島に津波が来なかったことが非常にラッキーだったと後でじわじわと分かった。
ここからでは募金ぐらいしかできないけれど、一日も早い復興を祈っています。
りゅ
あいかわらず、すごいところだね。
返信削除砂が畳って・・・
さらさらしてて気持ちいのかなぁ。でも髪に絡むしなぁ。
畳は匂いがいいよね。日本人を感じる瞬間。
細やかな気配りが日本の良さだと思うけど、やっぱり
海外にいるともっと、感じるのかなぁ。
>ゆーき
返信削除砂はたしかに気持ちよさそうだけど、結局は洗い流したくなるんで、オレは無理だったなー。あんま水ないし。
日本の良さは語るときりがない。
日本はすごいぞ。
日本人はすごいぞ。