ページ

2010/07/29

weight

P1030482

久々の体重測定。

POM,Kokopoと存分に食ったわりには増えてはいないけど、ここ2,3カ月は体重に変化なし。

このままのペースでは今年中に85kgに行け無さそう。

そろそろ、意識して減量しなければならないなあ。

 

話は変わって昨日はカランと訪問に行った。

カランのクライアントの中でPTが必要と思われる人のとこを選んで連れてってもらった。

3月にT元隊員といった脳卒中の人、CPの子ども結核性かマラリアか何かの後天的の脳障害の子ども、人、頭部外傷の人と全員中枢神経系に因る障害者ばっかりだった。

もう成人しているCPの人とかどうしていいか分からんくて感想しか言えないような人もいたし、まあ、色々。

P1030438

道中はこんな道路をひたすら真っ直ぐ、っつうか大きな道は一本しかないんだけど。

こう見ると結構フラットだけど、未舗装のため、穴ぼこいっぱいでバイクで走ると気を使ってしんどい。

CT110じゃ役不足だ。もうちょい、本格的なオフロード車が欲しい。

で、訪問先に行くのに、道路わきの家の人ならいいんだけどちょっとでも奥に入ろうもんなら、結構大変だ。

Buka島は海岸というより切り立った崖ばっか。海岸に住んでる人のとこに行くよって崖を降りていくと、探検か!?

 

P1030457 P1030458

こんなとこ、障害者は行けないなあ、って思いながら降りて行った。

もちろん、上りはしんどかった。

 

訪問すると、ホントに勉強になる。

座位を取らしたいと思っても、いい感じの椅子がないし、用意もできない。もちろん社会資源なんてありもしない。

地面の状態、住環境、障害のとらえ方、それでも生活している様子、などなど圧倒的な違い。

日本で考えていたことの何がここで役に立つのか。

訪問することは必要だ、って深く考えずには思うけど、オレがここに来る意味はあるのか。

交流とかそういう人間関係的な意味じゃなくて、医学的っつうか理学療法的にって意味において。

QOLって言葉を出すと、話し相手としていくだけでもいいんだろうけど、それだけじゃどうなんだ?って疑問に思う。

 

気持ちとか心とかじゃなくて(そういうもはあるという前提で)、もっと客観的に他者に示すことのできるPTが障害者を訪問する価値を示したいなあ。

 

りゅ

2010/07/27

yonemoto motors(chain maintenance)

Bukaに帰ってきてから、ヒマだ。

分科会や広域研修のことで頭の中は忙しいのだけど、患者さんが一人だけ。

ということで、今日の午後はバイク整備。

まず、Kokopoで買ってきたすばらしい物。

P1030429ラチェット式のボックスレンチ

これで、作業効率3倍アップ!

もう一個。

P1030426 ゴム紐

これで積載量3倍アップ!

3倍かそうでないかはさておき、非常にいいものを買っていたのだ。

さて、今日はチェーンのメンテ。

このバイクにはチェーンカバーがガッチリと着いてます。

それを外さずに小窓からも注油できるのですが、やはり全部はずしてからの方がきちんとできると思うので、はずします。

P1030425(丸)

写真のオレンジ丸のとこのネジだけはずしても良いのだけど、今までの経験上、横着すると結果的にめんどくさいことになるので、水色丸のとこもはずした。

すると、チェーンが現れる。

P1030424

チェーンの状態はもちろん汚れなんかはないけど、乾いててオイル指したくなる雰囲気ムンムン。

右下のイソジンの容器に余ったエンジンオイルを入れて注油した。

注油場所はここ↓

P1030423(丸)

走行中には遠心力でオイルは外へ行ってしまうので注油は内側から。写真の部分にタラーッと垂らしていく感じ。

このバイクはチェーン全体がカバーで覆われているため、飛び散りはあんま気にしないことにして、思う存分に垂らした。

そうすると、こんなにいい感じ。P1030422オイル指すときにはこのバイク特有の小技が便利。

このバイクには右側にもサイドスタンドがある。

これを使って車体を右側で支え、リアキャリアを手でちょっと押すとうまい具合に後輪が浮いてくれる。

ハンドルは右側に切っていた方が良いと思う。(オレは左に切っていたので途中で急に右側にガコンッてなってびっくりした。)

そうすると、後輪がフリーに回るので、そのままでチェーン全部に注油できる。

本当はセンタースタンドが欲しいね。

ばらしたのを元に戻して、終了。

慣れれば10分くらいでできるでしょう。

今回は写真撮ったり、ついでに色んなとこ拭いたりしたので30-40分かかった。

 

非力なエンジンなので、チェーンの動きが良くなるだけでも結構違いが出るんじゃないかと期待しているが、とにかく気分だけでも2馬力はアップした。

チェーンだけでも、もっと色々あるけど、きりがないのと呆れられるのでこの辺で。

 

りゅ

 

I have a lot of free time after coming back to Buka.

I must think about some meetings but there is only one patient in the hospital now.

So I tried to maintain the motorcycle in this afternoon.

First, I introduce wonderful goods I bought in Kokopo.

Ratchet box wrenches .

Using this , I would make it three times fast.

And more, the rubber band.

I would carry three times more.

I don’t care about three times or more, but I’d bought wonderful goods.

 

Anyway, today I maintained the chain.

The chain of this motorcycle is full covered.

I can lubricate through its small hole but I put the all cover off.

I thought it was better to lubricate.

See the picture, it is enough to put off the bolts in the orange circle, but I put these of in the light blue circle that’s why through my experiences doing easy often make some troubles.

And I could see all of chain.

It was new so it was few dirt but it was dry. That made me lubricate.

I lubricated with the Isodine container it is on right side.

I used surplus engine oil.

I lubricated here.

During riding the oil will go outside because of the centrifugal force.

So I lubricated inside.

Lubricated the part of the picture.

I didn’t care about oil spatters because of this full-covered chain. I lubricated a lot.

And then the chain became good like the picture.

 

The right side stand was useful when I lubricated.

Using this and push the rear career easily, the rear wheel floats and turns freely.

I would like centre stand.

Replaced the parts and finished.

Maybe I can make it in 10min.

Because of small engine, reducing this kinds of friction will be effective for the motorcycle I hope. But 2HP up in my mind.

 

I can write more about chain only but I don’t . It will be no limit and disgust someone.

ryu

2010/07/23

Kokopo 7th

7日目

ラバウルにあるNonga病院の見学に行った。

ここはオレより一期後のF隊員がPTとして活動している。

Kokopoよりバスで1時間くらい。

火山灰の影響で道はあまり良くない。

P1030364

ついてみてその立派さにびっくり。

敷地も広い。

しかし、火山の影響で、規模は縮小し、今では60床くらいだそうだ。

建物のも老朽化と灰の影響で、かなりくたびれている様子だ。

P1030398 病棟はこんな感じ

リハ室はものすごく広い。設備も日本の感覚のリハ室って感じで、なんと、水治療法室まであった。使ってないけど。

P1030376平行棒に自転車エルゴ、滑車、ホットパックなどの物療もいくつかあった。

P1030374 水治療法室

P1030411前任者の方が導入した骨格モデル「YOICHI」

帰りのバスの途中でラバウルマーケットに寄った。

ココポよりかは小さいけど、かなり立派なものだった。

P1030414

最後に、キレイな夕焼けが見れた。

P1030417

 

りゅ

Kokopo 6th

6日目

この日は昨日の高校のとなりにあるSt.Mary病院に見学に行った。P1030246

とても奇麗な病院で、管理が行き届いてる感じがした。

P1030184

PTのY隊員が活動しており、この時は今度行う予定のワークショップの資料づくりで忙しそうだった。

P1030286

Y隊員のカウンターパートのPさん。

パプア人としては信じられないくらいにマジメな人だった。

Y隊員が前日からの資料づくりの疲れから、休憩にしようと行ったのに対して「これを一通りまとめてから休憩に入るよ。」って感じで、日本人感覚で働いてた。

彼のようなカウンターパートなら仕事が頑張れそうと、とうらやましく思った。

午後からは先天性内反足の子どもの手術の見学ができた。

Ponseti法という方法で、出生後できるだけ早い時期から石膏ギプスで矯正して行き、ある時点でアキレス腱の一部分を切断して背屈角度を出し、その後はギプスと装具で矯正していくという方法。

うまくいけば全く正常になってしまうそうだ。

P1030312右側のみの内反足

出生直後からのギプス矯正により2か月ほどで今回のオペとなったそうだ。

この方法は評価からギプス矯正、オペのタイミングなどPTによる部分が多い。

オペ室に入り、医師によるアキレス腱切断術のあと、矯正位でギプス固定を行った。

P1030335

この後、1週間でギプスを外し、装具による矯正になる予定。

装具で数年矯正して、終了。

Bukaではまだ、この方法はできない。

研修があれば参加したいし、医師にも協力してもらい、できるようにしたい。

 

りゅ

Kokopo 5th

ココポ5日目

この日は泊らせてもらってる同期T隊員の授業に参加した。

ミッション系の女子高。

まずは朝礼。

P1030195

校長先生、教頭先生のお話を聞いてる学生。遅刻してくる学生はいっぱいいるけど、それが普通のようだ。

その後、やまちゃんはキンベへ出発した。

ヒマを持て余していたら、T隊員が授業を手伝ってくれと。

今日は新学期の初日なのと、授業で使うパソコンの設置が不十分ということで、「あっち向いてホイ」を行うとのこと。

学生たちはジャンケンのルールがいまいちなのと掛け声の日本語に戸惑いながら、なんだかんだときゃっきゃと楽しそうだった。

P1030210 P1030208

以前見たひとすの男子校とは全然違う。

P1030215いつもはここでパソコンの使い方を教えてるそうだ。

P1030217時間割表

なんと授業の間の移動時間がない。ということで、メリハリのない開始、終了になるそうだ。

信じられないが、PNGでは結構ふつうらしい。

時間に対する感覚が違う。

学校がこんな風に動いてるんだから、社会に出てもちゃんと時間を管理するとか無理だよなあ。

P1030234Andersonという店のチーズケーキ

3.6キナ≒100円ちょいくらい。味は日本でも普通に売ってるやつくらいうまい。

今回の滞在中で一番はまった食べ物だ。

 

りゅ

2010/07/22

Kokopo 4th

ココポ4日目。
この日はNシニアボランティアのご厚意により、ラバウル観光に連れて行ってもらった。
同期のやまちゃん、ひとす、H隊員とともに朝Nさん宅に伺った。
さすがSVの家。ソファ、テレビ(NHK見れる)などドミと同じような装備だ。
車に乗って、いざ、ラバウルへ。
IMGP3668
道中には日本軍が掘ったほら穴がいたるところにある。
最初は火山観測所へ。
山道を上って着いたとこはラバウルの街を見渡せる絶景ポイント。
IMGP3672

しばらく景色を楽しんだ後に、ラバウル市街へ。
今年になってから火山灰が降らなくなったとのことで以前よりずいぶんキレイになったとおっしゃってたが、いたるところに灰がたまってる。
次に向かったのは日本が建てた慰霊碑。
山の中腹にある立派なものだ。
IMG_5499 IMGP3742 ここまで来ると回りは火山灰だらけ。見渡す限りが砂場みたいな感じ。
そこからさらに車で走り、海岸へ。
IMGP3807
海岸と言っても、火山の影響でぐつぐつわきあがってる温泉だ。
硫黄の匂いがする。
日本人がいると思ったら、「世界不思議発見」の撮影だった。
9月の2週か3週目に放送するらしい。
もちろん俺らは写ってないどころか鬱陶しがられたくらいだけど。
ちょうどいい感じのところにいくと、まさに温泉そのもので、一緒に行ったオレ以外は服脱いで浸かってた。
IMG_5534白いお尻がまぶしい
温泉を堪能したあとは、戦闘機が埋まってるというとこに行った。
IMGP3843左のでかいのが爆撃機で右のオレが乗ってるのがゼロ戦らしい。
この辺りは、火山灰が10m以上も積もってるので他にも色んなものが埋まってるらしい。
映画のセットみたいな感じだった。
さらにさらに、この後はヤマモトバンカーとラバウルの戦争博物館に行った。
IMGP3882ヤマモトバンカーは戦時中に作戦を立ててたかなんかの場所で、今はほとんどが灰に埋まってしまってた。
窓も何もない半地下の建物だった。
真っ暗な小部屋があって、なかを懐中電灯で照らすと、壁や天井に地図があった。
生々しい感じがした。
IMGP3917ゼロ戦の羽根
ヤマモトバンカーのすぐ横にある戦争博物館。
ココポの物よりこじんまりしているが、博物館としてはキチンとしてる。
帰りにひとすの家により、その途中にもジャングルの絶景ポイントにも寄ってもらった。

晴れ過ぎず、雨もほとんどなく、ちょうど良い天気で観光しやすかった。
灰に埋まった街はそこに街があったとは思えないくらいの荒野で、時々そこにあった建物の屋根が地面にあったりする。
戦争の跡が生々しくあって、日本人として感慨深かった。
Nさんに完全に観光ドライバーみたいになってもらったおかげで、同期4人皆、大満足のラバウル観光だった。
Nさん、ありがとうございました。

りゅ

2010/07/20

Kokopo 3rd

3日目。

mask festivalに朝行くが、何もやっていない。

そこで、戦争博物館へ。

IMGP3102 

バスを降りて海沿いのキレイな道を歩くこと15分くらい。

右側はゴルフ場で左は高級住宅街で、行ったことはないけど、ハワイみたい。

IMGP3104

正式名称は看板の通りだけど、みんな戦争博物館って言ってる。

戦時中の戦車や大砲が無造作に展示してある。

IMGP3109 IMGP3120

ひとすと戦前の日本のバイクに乗ってみた。

ハーレーのライセンス生産って書いてあったから陸王?

昔はハーレーの真似をしていたのに、いつの間にか追い抜いてしまった日本はすごい。

IMGP3158

建物の中にも、戦時中の物が展示してある。

その他にも伝統民芸品とかもあった。入場料5キナ≒180円。

人を殺すだけために、ここまで技術うあ労力を使ったってことを実感し、驚いた。

そして、PTは傷ついた兵士をできるだけ早く戦場に戻すために始まったっていうことを思い出した。

 

その後、てくてくと歩きKokopo marketへ。

IMGP3181 IMGP3174 IMGP3179

地面はブロックでちゃんと舗装されてるし、規模はBukaの10倍、20倍というか比べようもないくらいデカイ。

野菜や果物、日用品など商品ごとに屋根があり、またまたすげー。

 

そして、また、てくてくと歩き昼飯へ。

なんとかバンガローっていう高級リゾートホテルのレストランへ。

海辺にあってRapopoに匹敵するレストランだった。

IMGP3198

もちろん、うまい。

 

食後はT隊員宅でしばしの休憩の後、再びMask festival会場へ。

PT隊員のY隊員とF隊員も来ていた。

こないだ書いたブログとかぶるけど、こんなん↓を見た。

IMGP3416 IMGP3475どちらもどんな意味なんかは知らんけど、パプアに来たーって感じ満点。

しかし、写真では伝わってないけど、実は客はガラガラ。

ショーもいつ何をやってるのか分からず、全般的に残念な感じいっぱいだった。

街にはポスターみたいなものやビラを配ったりしてることも全くなく、せっかくのいいショーなのにもったいないと思った。

まあ、一日良く歩いてうまいもん食って、観光して満足。

 

りゅ

2010/07/19

Kokopo 2nd

ココポ2日目は午前中Rapopoでまったり、午後はKokopoの街をraunraun(うろうろすること)。

夕方にはKokopoからPMVで1時間たらずのとこにあるVunakanauというとこの高校で理数科教師をしている同期、ひとす隊員も合流した。

P1030177Rapopoから見える海と火山。

左のちっちゃいのがシュノーケリングを楽しむT隊員。それを木陰で眺めながらまったりとした時間を過ごした。 この間、やまちゃんは沖の方でダイビング。

昼過ぎにKokopoの街に戻って、T隊員宅の近くにあるToropicanaというスーパーに行った。

すげえ。P1030173P1030175

質、量ともにBukaとはけた違い。

なんと、日本食コーナーまである。

首都POMより食糧事情はよさそうだ。

わざわざ日本から送ってもらったマヨネーズまである。こんなことなら、Kokopoから送ってもらえばよかった・・・

他にもPCショップ、ホームセンター的な店Brian Bell、スーパーなどなど、Kokopoの街をraunraun。

何回すげーって言っただろう。

それくらいすげー。

夜は、ひとすと一緒にとんかつ。

キャベツの千切りもつけて、これまた最高にうまかった。

IMGP3092ppo21-3名物 「ひとすびっくり」

食後はひとす隊員の貴重な体験談を拝聴できた。

ひとす隊員はできる男だ、ということを実感した。

その後、T隊員宅は定員オーバーのため、近所に住む先輩PT隊員のY隊員宅に泊りに行った。

最後にもう一個すげーことが。、

Y隊員宅のシャワーからお湯が出てきた。

んー、Kokopo隊員、うらやましい。

 

りゅ